仲間と一緒に仕事をやり遂げる
喜びを感じられます
主任
2000年 入社
覚えることも多いけれど、
確実に技術が身についていく
私が昌運工業に入社したのは、高校の野球部の監督に紹介されたのがきっかけでした。私の父が空調設備関連の事業を自営でしていて、時々手伝っていたのが楽しかったので、機械を点検するような仕事はきっと面白いだろうと、単純にそう思ったのです。
入社後は、道具の名前すらわからず、先輩の後をついてまわりひたすら仕事を覚えました。私が携わっていたのは主に機械のメンテナンスです。覚えることが多くて大変でしたが、小さな仕事から一つ一つ慣れていき、徐々に大きな仕事を任されるようになりました。
現場によって状況や環境が変わるので応用も必要になり、体だけでなく頭も使う仕事です。最初は「これをやろう」と頭で考えていても体が動かないこともあります。経験を積まなければわからないことが多いのです。
たとえばボルト一個締めるにしても、ちょうどいい締め具合や、確実に締まったかどうかの加減などがわからない。締めたと思ったボルトが緩すぎたり、逆に締め過ぎて片締めになったり。この辺りの加減は経験がないとわかりません。
覚えなければならないことや経験を積まなければできないことも多い仕事です。だからこそ、誰にでもすぐにできるものではない確かな技術を身につけていく専門職なのだという誇りも感じています。
大きなプロジェクトを乗り越えて主任へ
入社9年目の頃、初めて大きなプロジェクトの現場管理を任されました。
その仕事は、半年かけて海水冷却器のチューブ交換作業を行うというものでした。直径3mの大きな冷却器が3基。一機につきチューブが3,300本、全部で9,900本あります。4人2組+2人の計10名がチームワークを駆使し、1日に400本弱のチューブを交換し続けましたが、特殊工具を使った技術が必要な作業だということに加えて、量が多くなかなか数が減っている感じがしませんでした。
大変な仕事でしたが、チームで楽しくコミュニケーションをとりながら、先輩にも助けてもらいつつ、皆で力を合わせて必死でやり終えました。
1基完了するごとに皆で打ち上げをしてねぎらいあい、1基、また1基と地道に作業を続け、終わった時には、全員で「やり遂げた!」という達成感を味わいました。
大変なこともありますが、私たちのこうした一つ一つの仕事が、大きな発電施設を安全に動かし続け、人々の暮らしの一部を陰から支えているのだという自負をもっています。
現場を管理することを目指して欲しい
昌運工業に入社される方には、専門技術を磨いてスペシャリストになる道もありますが、できれば現場を管理することを目指して欲しいと考えています。
現場の管理は、一つのプロジェクトに対して計画を立て、完了するまで進捗を管理する仕事です。作業の工程や現場の状況をみて、チームメンバーから話も聞き、その都度必要なことをお客様と話しながら調整していきます。
向き不向きもあると思いますが、人と関わることが好きな人であれば、楽しめる仕事です。私自身も、現在は主任として複数の現場を管理しています。難しいこともありますが、仕事も楽しく、仲間との関係性も良好で、やりがいを感じています。
プロジェクトを完了したあとの打ち上げも楽しいですね。昌運工業の社員だけではなく、お客様や協力会社の方も含め携わってくれた人たち全員で、お互いに労をねぎらい合い、英気を養います。工事期間中から苦楽を共にして、いろいろな話をして打ち解けている仲間なので、最後の打ち上げは非常に盛り上がり、チームでやり遂げたという満足感を皆で分かち合ってます。
人に恵まれた環境で働ける喜び
昌運工業の特徴は、ひとことで言えば「人を通して成長できる会社」です。
もちろん上下関係はありますが、年の離れた大先輩とも話しやすく、日頃から雰囲気がいいので、仕事で注意されても「怖い」というよりも「自分が悪かった。繰り返さないように気をつけよう」と素直に反省できます。おかげで、上司や同僚などに気兼ねなく相談や世間話などができ、そうした関係性を通じて人間として成長できます。
個性をのびのびと発揮できる居心地と雰囲気の良さは、社長が社員のために率先して作り上げた、昌運工業の文化だと思います。
チームプレイが仕事の質を高める
私たちの仕事は個人プレイではなくチームプレイです。学生時代に集団でプレイするスポーツをしていた方なら、チームプレイというものがどういうものかおわかりでしょう。それぞれが持ち場を担いながらも、仲間を気遣い助け合うことで全体がうまく進行していくあの感覚です。それができれば現場にも溶け込みやすくなりますし、もちろん仕事のクオリティも上がります。
これまでにそういった経験がないという人も、その感覚は仕事を通じて養っていけます。この仕事に興味がもてるのであれば、迷わずチャレンジしていただきたい。
未知の世界だと感じても、やる気さえあればまずは大丈夫です。私も含め、皆、最初はゼロからのスタートでした。昌運工業は、人に恵まれており、のびのびとした環境のなかで個性を発揮しながら過ごせます。私はこの会社に入って、ここにいる人たちに会えて本当に良かったと感じています。
ぜひ、私たちのチームの一員になってください。